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​骨髄バンク事業はあなたの登録を待っています。

​骨髄バンクへのドナー登録について

ドナー登録にあたり基本的な事をご説明します。

ご登録では、骨髄・末梢血幹細胞の提供について正しくご理解していただくことが大切です。もっと詳しくお知りになりたい方は、骨髄バンクのパンフレット「チャンス」をご請求下さい。

◎ドナー登録

ドナー登録は2mlの採血で済みます。HLA型(白血球の型)はコンピュータに登録されます。

◎適合したら

患者さんのHLA型と適合した場合は、詳しい説明がなされ、骨髄・末梢血幹細胞の提供のうち承諾しない方法があるか確認します。

◎最終同意

立会人のもと、ドナー候補者の最終的な提供の意思が確認されます。(ご家族の同意も必要です)

骨髄バンクの現状

日本では毎年新たに約1万人の方が、白血病などの血液疾患を発症しています。

 

そのうち骨髄バンクを介する移植を必要とする患者さんは、毎年2000人以上です。

 

​骨髄バンクに登録している患者さん(国内)のうち、実際に移植を受けることができる方は約6割です。

ドナー登録できる方

  • 骨髄・末梢血幹細胞の提供の内容を十分に理解している方

  • 年齢が18歳以上、54歳以下で健康な方

  • 体重が男性45kg以上/女性40kg以上の方

※提供できる年齢は20歳以上、55歳以下です。

​ 提供にあたっては家族の同意が必要です。

​骨髄バンク事業はあなたと患者さんのいのちを結びます。

​骨髄・末梢血幹細胞の提供について

​最終的な提供へのご同意をいただいた後のことについて、基本的な事をご説明します。もっと詳しいことは「チャンス」でお読み頂けます。

 

まず、提供日や病院の調整と健康診断が行われます。提供ではドナーの安全が最優先されます。

◎骨髄提供の場合

​提供には通常、3泊4日の入院をします。骨盤の背中側、ベルトの位置より少し下の腸骨に針を刺し、骨髄液を吸引します。(全身麻酔下で行われます)

◎末梢血幹細胞提供の場合

​白血球を増やす薬(G-CSF)を3~4日間注射し、通常1~2日の入院をします(注射期間を入れると実際は1週間程)。腕に針を刺し、血液中の造血幹細胞だけを取り出し、残りの血液を戻します。

◎提供後のご健康

退院後は、定期的にコーディネーターがドナーの健康状態について電話などでフォローアップします。

​<提供の安全性>

◎骨髄・末梢血幹細胞の提供の安全性に差はありません。

​◎臓器提供ではありません。

​◎提供で健康を害することは通常ありません。

​骨髄移植・末梢血幹細胞移植のこと

​患者さんの(移植の)ことについて、基本的なことを説明します。

正常な造血が行われなくなった患者さんの造血幹細胞を、健康な人から提供された骨髄や末梢血中の造血幹細胞に置きかえ、病気を根本的に治療しようというのが骨髄移植・末梢血幹細胞移植です。

◎前処置

​患者さんの異常な造血幹細胞を死滅させ、血液が全く造られない状態にします。

◎移植

​移植当日、ドナーから採取された造血幹細胞を患者さんの整脈に注入(移植)します。

◎社会復帰

​移植が成功すると患者さんは健康な血液を造れるようになり、普通の生活に戻れます。

​<情報公開>

骨髄バンク事業では、情報公開に努めています。

詳しくは日本骨髄バンクのホームページをご覧ください。

http://www.jmdp.or.jp/

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