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​骨髄バンクへのドナー登録について

ドナー登録できる方

  • 骨髄・末梢血幹細胞の提供の内容を十分に理解している方

  • 年齢が18歳以上、54歳以下で健康な方

  • 体重が男性45kg以上/女性40kg以上の方

ドナー登録できる方

  • 骨髄・末梢血幹細胞の提供の内容を十分に理解している方

  • 年齢が18歳以上、54歳以下で健康状態が良好な方

  • 体重が男性45kg以上/女性40kg以上の方

登録条件をクリア―されている方は、どうぞ登録会場にお越しください。登録員が詳しい説明をいたします。

 

その際には以下のことなどの補足説明があります。

実際に骨髄・末梢血幹細胞を提供できる方の年齢

20歳以上、55歳以下(HLAの適合検索の対象は20歳から。コーディネートの対象とならなかった方は、満55歳の誕生日で登録抹消)。登録した日(採血日)の年齢が54歳で、満55歳の誕生日まで10日間以内という方は、適合検索の対象とならない場合があります(HLA型の検査結果などがデータベースに登録されるまでに最長10日間を要するため)。
ドナー時の健康状態

通常、登録期間は長期に渡ります。実際にご提供という流れになった時点のお身体の状態によっては、コーディネートを進められない場合もあります。
※ご家族の
同意

実際にご提供をいただく際は、ご家族の同意が必要です。


ドナー登録できないケース

下記のご体調の方は、一度、ご相談ください。
(下記以外でも健康状態等により登録いただけない場合があります)

  • 病気やけがなどの治療中、または処方薬使用中の方
    ・高血圧に対する降圧剤服用、気管支喘息など慢性疾患治療のための服薬(塗り薬)含む、精神疾患による服薬、通院を含みます

  ・治療が必要な状態が一過性で短期間で完治するものは除きます(風邪など

  • 以下の病歴がある方(治癒している場合を含みます)

  悪性腫瘍(がん)、白血病、再生不良性貧血などの血液の病気、膠原病(慢性関節リウマチなど)、自己免疫疾患、先天性心疾患、心筋梗塞、狭心症などの循環器疾患、脳卒中、C型肝炎など一部のウイルス肝炎、エイズ、マラリアなどの感染症

  • 血圧が高い方(最高血圧151mmHg以上/最低血圧101mmHg以上)

    または低い方(最高血圧90mmHg未満)

  • 輸血を受けたことがある方

  • 貧血の方

  • 食事や薬等により呼吸困難などの症状が出たことがある方や、高度の発疹の既往がある方

  • 過度の肥満の方(体重kg÷身長m÷身長mが30以上の方)

  • 妊娠中および出産後1年未満の方、授乳中の方

  • 腰の手術を受けたことがある方は骨髄提供はできません。

(上記以外でも健康状態等により登録いただけない場合があります)

ここより登録までの流れを説明します。

以下、ドナー登録について基本的な事をご説明します。
ご登録にあたっては、骨髄・末梢血幹細胞の提供について正しくご理解していただくことが大切です。もっと詳しくお知りになりたい方は、骨髄バンクのパンフレット「チャンス」をご請求下さい。

◎ドナー登録

ドナー登録は2mlの採血で済みます。HLA型(白血球の型)はコンピュータに登録されます。

◎適合したら

患者さんのHLA型と適合した場合は、詳しい説明がなされ、骨髄・末梢血幹細胞の提供のうち承諾しない方法があるか確認します。

◎最終同意

立会人のもと、ドナー候補者の最終的な提供の意思が確認されます。(ご家族の同意も必要です)

​骨髄バンク事業はあなたと患者さんのいのちを結びます。

​骨髄・末梢血幹細胞の提供について

​最終的な提供へのご同意をいただいた後のことについて、基本的な事をご説明します。もっと詳しいことは「チャンス」でお読み頂けます。
 
まず、提供日や病院の調整と健康診断が行われます。提供ではドナーの安全が最優先されます。

◎骨髄提供の場合

​提供には通常、3泊4日の入院をします。骨盤の背中側、ベルトの位置より少し下の腸骨に針を刺し、骨髄液を吸引します。(全身麻酔下で行われます)

◎末梢血幹細胞提供の場合

​白血球を増やす薬(G-CSF)を3~4日間注射し、通常1~2日の入院をします(注射期間を入れると実際は1週間程)。腕に針を刺し、血液中の造血幹細胞だけを取り出し、残りの血液を戻します。

◎提供後のご健康

退院後は、定期的にコーディネーターがドナーの健康状態について電話などでフォローアップします。​

​<提供の安全性>

◎骨髄・末梢血幹細胞の提供の安全性に差はありません。

​◎臓器提供ではありません。

​◎提供で健康を害することは通常ありません。

​骨髄移植・末梢血幹細胞移植のこと

​患者さんの(移植の)ことについて、基本的なことを説明します。

正常な造血が行われなくなった患者さんの造血幹細胞を、健康な人から提供された骨髄や末梢血中の造血幹細胞に置きかえ、病気を根本的に治療しようというのが骨髄移植・末梢血幹細胞移植です。

◎前処置

​患者さんの異常な造血幹細胞を死滅させ、血液が全く造られない状態にします。

◎移植

​移植当日、ドナーから採取された造血幹細胞を患者さんの整脈に注入(移植)します。

◎社会復帰

​移植が成功すると患者さんは健康な血液を造れるようになり、普通の生活に戻れます。

​<情報公開>

骨髄バンク事業では、情報公開に努めています。

詳しくは日本骨髄バンクのホームページをご覧ください。

http://www.jmdp.or.jp/

骨髄バンクの現状

ここまで、お読みいただきありがとうございました。

 

日本では毎年新たに約1万人の方が、白血病などの血液疾患を発症しています。

そのうち骨髄バンクを介する移植を必要とする患者さんは、毎年2000人以上です。

​骨髄バンクに登録している患者さん(国内)のうち、実際に移植を受けることができる方は約6割です。

 

みなさまにご登録をいただいていますが、まだまだ登録人数を増やす必要があります。

 

骨髄バンクはあなたの登録をお待ちしております。

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