平成30年度 神奈川県で骨髄ドナー支援事業が開始しました。
神奈川県で骨髄ドナー支援事業開始
神奈川県では、平成30年度から骨髄ドナー支援事業を開始しました。内容は、骨髄・末梢血幹細胞の提供のために通院・入院した日数に応じて、骨髄等を提供したドナー及びそのドナーが勤務する事業所に対して、市町村が補助した経費の1/2を補助するものです。
制度化した背景として、骨髄ドナー登録者は増加傾向にあるものの、実際に提供まで至った件数は少ないことが課題となっている中、平成29年3月の県議会で、『県民の健康を守り、ドナー(骨髄提供者)の提供しやすい社会環境づくりを図る「骨髄バンク・ドナー助成制度」の創設・実施について』の請願が採択されたことなどを踏まえ、平成30年度当初予算編成において、予算化したものです。
平成30年度は、横須賀市、鎌倉市、大和市、愛川町、松田町の5市町で実施しております。今後、他の市町村においても、この制度を活用してもらえるよう働きかけてまいります。
(神奈川県がん・疾病対策課)
(補助内容について)
ドナー
ドナーが勤務する事業所
補助対象
県内に住所があり、公益財団法人日本骨髄バンクが実施する骨髄バンク事業で骨髄等の提供を完了した者(骨髄提供に伴う休暇制度がある事業所に勤務する者を除く)
※常勤だけでなく、非常勤や日々雇用、個人事業主も対象
対象のドナーが就業する国内の事業所(国、地方公共団体、独立行政法人及び骨髄提供に伴う休暇取得が可能な事業所を除く)
補助内容
次に掲げる骨髄等の提供に要した日数に応じた補助額
(1) 健康診断又は自己血採血のための通院・入院
(2) 骨髄等の採取のための入院
(3) その他骨髄バンク又は医療機関が必要と認める通院、入院
助成金額
1日2万円(上限7日間)
1日1万円(上限7日間)
*助成金は神奈川県と市町村が折半して負担する