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​BMTカレンダー

献血の日

​8月21日

1964年(昭和39年)8月21日、日本政府は『輸血用血液を献血により確保する体制を確立』すると閣議決定しました。

このことから、毎年8月21日は『献血の日』とされています。

 

昭和39年当時は未だ売血が盛んな時期であり、同年の3月には駐日アメリカ大使のライシャワー氏が輸血により肝炎感染をしてしまったことや、全国の学生が黄色い血(※)の追放運動を展開したことなどがきっかけとなり、閣議決定につながっています。

昭和38年にはわずか2%程度でしかなかった献血由来の輸血用血液が、その後10年間で国内自給達成(100%献血由来)となったのは、政府をも動かした学生などを中心とした全国的な働きかけがあったからこそだと考えられます。

この日を機に、改めて「輸血」に必要な「献血」について考えてみませんか。

※黄色い血:当時、金銭を得るために頻繁に献血を繰り返す人たちの血液が「黄色い血」と呼ばれていました。その血液による肝炎の感染も少なくなく、また血液提供者自身の健康にも大きな悪影響を及ぼすものでした。

​日本赤十字HPより転載

日本で初めてBMTが行われた日

9月13日

一例目があったから今がある。

 1989 年 9 月 13 日(水)、名古屋第一赤十字病院で日本初の成人非血縁者 間骨髄移植が実施されました。東海骨髄バンクが設立し、ドナー登録者が 400 人を超えたころの事でした。

​全国協議会ニュース 2019年11月1日発行 329号より転載

名古屋第一赤十字病院と骨髄移植との関わりは古く、1960年代の半ばに、ユーゴスラビアで発生した放射能事故で被爆した6人の科学者を、フランスのMathe博士が骨髄移植により救命したという報告を背景に、芳賀圭五当院元院長が幾人かの血液難病患者に骨髄移植を実施した頃から始まっています。当時はこの病院でも移植の基礎実験のためのマウスが飼育されていたという事です。

1970年代に入り骨髄移植の成功に必要な条件が明らかになり、それらを採り入れた所謂近代的骨髄移植を行なわれるようになり、1977年に当院の第1例目の骨髄移植が実施されて以来、現在まで行われた移植数は内科約1,000件、小児科約700件におよび、最近では年間約80件の移植をセンターとして実施しています。

​名古屋第一赤十字病院hpより転載

​日本骨髄増殖性腫瘍の日

9月第二木曜日

日本骨髄増殖性腫瘍の日(Japan MPN Day)は、骨髄増殖性腫瘍※(MPN)の認知度を高め、患者さんにより多くの情報が届くことを目的とし、制定されました。アメリカで同様の記念日(MPN Awareness Day)が9月第2木曜日と定められていることから、日本でも同様に定められました。

※骨髄増殖性腫瘍は、骨髄系細胞の著しい増殖を伴い、造血幹細胞レベルでの腫瘍化によって発症する疾患の総称です。

​日本骨髄バンク設立の日

12月18日

日本骨髄バンク(財団法人骨髄移植推進財団)設立

「骨髄移植対策については、疾病対策の一環として従来より推進を図ってきたところであるが、平成三年一二月一八日付けで財団法人骨髄移植推進財団(以下「財団」という。)の設立が許可されたことにより、別紙のとおり骨髄バンク事業の実施体制が整ったところである。」

1 骨髄バンクのねらい

(1) 骨髄移植は、ここ一〇年来、主に白血病や重症再生不良性貧血の治療法として行われている。しかし、骨髄移植において移植した骨髄がうまく機能するためには白血球の型(HLA型)を提供者と患者との間で一致させる必要がある。

(2) 血縁者の中でHLA型の一致する確率の高い兄弟においても、四分の一の確率でしかなく、兄弟の少ない現状では、多くの場合非血縁者に頼らなければ骨髄移植をうけることができない。非血縁者間においてHLA型は、五〇〇人~数万人に一人しか一致しないため、多くの方々から提供者を募る必要がある。骨髄バンクにおいては、広く国民一般に対し、骨髄移植に関する普及啓発を行うとともに、できるだけ多くの骨髄提供希望者にドナー登録をしていただくため、その募集活動に力を入れることとしている。

2 骨髄バンク事業のあらまし

(1) 骨髄バンク事業は、公平性、公共性及び広域性を確保するため、国(厚生省)の主導の下に、財団法人「骨髄移植推進財団」が主体となり、日本赤十字社の協力を得て実施する。

(2) 国、地方自治体及び財団は、それぞれの立場で広く国民一般に対し、骨髄移植に関する普及啓発を行うとともに、財団は、骨髄提供希望者に対し、骨髄移植について更に理解を深めてドナー登録をしていただくため、その募集活動等を行うこととしている。

(3) 日本赤十字社は、骨髄データバンク事業を実施することとしており、全国各地の血液センターに設置された「地方骨髄データセンター」(一二月二五日設置予定)においてドナーの登録・HLA型の検査業務を行い(本格稼働は来年一月六日以降)、中央血液センターに設置された「中央骨髄データセンター」(一二月二〇日設置予定)においてこれらのデータの管理・ドナーの検索業務を行うこととしている(本格稼働は来年一月六日以降)。

(4) 一方、財団は骨髄移植が必要な患者の受付・登録業務を行うとともに(来年二月以降)、これを受けて骨髄データセンターが検索したHLA型の適合するドナー、患者及び移植医療機関の三者間の連絡調整を財団のコーディネーターが行って骨髄移植の実施につなげていく活動を行うこととしている。また、ドナーに万が一全身麻酔等による健康障害が発生した場合に、財団において民間の損害保険を活用して補償業務も行うこととしている。

(5) 以上のような体系を整備して骨髄バンク事業を実施することとしているが、この事業の推進のためにはいかにして多くの骨髄提供希望者を確保するかが大きな課題である。このため、財団が中心となって当面五年間でドナー登録一〇万件を目標に募集活動を進めているので、骨髄バンク事業に対する一層の御支援、御協力をよろしくお願いいたしたい。

(各都道府県知事、各指定都市市長あて厚生省保健医療局長通知より抜粋)https://www.mhlw.go.jp/web/t_doc?dataId=00ta6708&dataType=1&pageNo=1

​ドナー登録が始まった日

1月6日

1992年1月6日、日本骨髄バンクはドナー登録の受付を開始。同年同月、日本赤十字社「骨髄データセンター」を設置。

​日本赤十字創立の日

5月1日

​シーボルトが亡くなった日

​10月18日

日本骨髄増殖性腫瘍の日(Japan MPN Day)は、骨髄増殖性腫瘍※(MPN)の認知度を高め、患者さんにより多くの情報が届くことを目的とし、制定されました。アメリカで同様の記念日(MPN Awareness Day)が9月第2木曜日と定められていることから、日本でも同様に定められました。

※骨髄増殖性腫瘍は、骨髄系細胞の著しい増殖を伴い、造血幹細胞レベルでの腫瘍化によって発症する疾患の総称です。

北里柴三郎が伝染病研究所の所長に就任(1892年)

​11月30日

日本骨髄増殖性腫瘍の日(Japan MPN Day)は、骨髄増殖性腫瘍※(MPN)の認知度を高め、患者さんにより多くの情報が届くことを目的とし、制定されました。アメリカで同様の記念日(MPN Awareness Day)が9月第2木曜日と定められていることから、日本でも同様に定められました。

※骨髄増殖性腫瘍は、骨髄系細胞の著しい増殖を伴い、造血幹細胞レベルでの腫瘍化によって発症する疾患の総称です。

6月12日 世界初の輸血  1667年、

フランスの医師ドニが、この日15歳の少年に12オンス(約400cc)のヒツジの血を輸血しました。この輸血によって青年が顕著な回復をみせたことから、ドニは他の患者にもヒツジからの輸血を行うようになりました。

しかし、患者の一人が死亡したことで、裁判に巻き込まれることになり、結果としてヒツジからの輸血は禁止されることになったのです。

現代の輸血の技術が本格的に確立されるのは、血液型や抗凝固剤などが発見される20世紀になってからのことでした。

6月17日 東京・神田に種痘所開設(1858年)

7月 5日 初の哺乳類クローン、羊の「ドリー」誕生(1996年)

7月27日 インシュリンの抽出に成功(1921年)

https://gendai.ismedia.jp/list/series/science365days

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