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白血病患者も子を持てる治療を ネット募金成立!


 おかげさまで成立いたしました。みなさまのご協力に感謝もうしあげます。

4月4日、全国骨髄バンク推進連絡協議会(以下、協議会と表記)は白血病患者らが放射線療法などで生殖機能を失う前に卵子や精子を保存し、子を持つ可能性を残す「妊孕(にんよう)性温存療法」の費用を補助するため、インターネットで寄付を募るクラウドファンディングを始めました。

約2カ月間で1000万円の資金獲得を目指します。

当会は協議会と連携し、このクラウドファンディングの成功を願い、特に池江璃花子さんのようなAYA世代(※)の白血病を含むがん患者さんに 妊孕性温存の方法を正確に伝えるとともに、患者支援基金の情報も届け、また基金が安定的な運営ができるようにみなさまにご寄付をよびかけるものです。

※(「AYA世代」は、英語の「思春期と若年成人(Adolescent and Young Adult)」の頭文字からつくられた言葉で、医療界では治療しながら進学や就職、恋愛、結婚など、さまざまな人生の転機を迎える15歳~39歳の人たちを指す。AYA世代に発生するがんは、15歳未満の小児に発生する場合に比較して、一般的に予後不良とされます。AYA世代のがん診療の専門家が少なく、特にわが国では未だAYA世代に発生するがんの現状が正確に把握されていません)

一般に卵子・精子の保存は自由診療で、全額患者の負担となります。協議会によると、採取保存に卵子は15万~45万円程度、精子は2万~7万円程度かかり、保存を継続するのには年1万~6万円程度が必要だそうです。

協議会が同日(4月4日)行った記者会見では、出席した四国の公務員男性(42)が「25歳で慢性骨髄性白血病と診断され、翌年に骨髄移植を受けたが、事前に精子を保存。3人の子を持てた。保存などの費用は全体で50万円以上に上り、両親の援助で賄った。 男性は「20代の多くは経済的に厳しい上、病気の治療費も高額。補助があると、経済的にも精神的にも負担は減り、安心できる」と語りました。

どうかみなさまのご理解とご協力を賜りたく、よろしくお願い申し上げます。

【日本経済新聞記事】

【クラウドファンディング概要】


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