「虹146号」より転載
9 月1 7 日( 土) 慶応義塾大学日吉キャンパス藤原記念ホールにて、日本骨髄バンク全国大会が開催されました。
全国から患者及び患者家族、ドナー体験者、ボランティア、地区普及広報委員等関係者約4 5 0 人が参加しました。第1部の式典の感謝状贈呈では、BМ T 神奈川がご支援ご協力をいただいている「円覚寺」と、「相模原中央ライオンズクラブ」が受けられました。
第2 部の「i p s 細胞研究の現状」では、山中伸弥所長のビデオメッセージと中畑龍俊副所長の記念講演があり、第3 部は造血幹細胞移植の現場からとして、慶応義塾大学病院の医師から「移植医療の現状と課題、そして将来」、看護師から「移植患者への支援」についての話がありました。第4 部の「2 万人のありがとう」では、元患者さんから「骨髄移植により今ここにいることに感謝し、ありがとうと伝えたくて来ました」、ドナーからは「ドナーとなって生命の尊さを実感する機会になった患者さんありがとうございました」というメッセージがありました。
4 時間にわたるプログラムでしたが、笑いあり、涙あり、感動ありと大いに盛り上がりました。「いのちのリレーにより、2 万人のありがとう」が益々大きくなり、我々もその担い手として、一層心していくぞと、感動の余韻にひたりながら会場を後にしまた。
記 村上 忠雄