Ⅰ.骨髄移植について

  • 骨髄とは・・・
    骨髄は、胸や腰の骨の中にあるゼリー状の組織で、血液を作っています。 そこには骨髄液と呼ばれる赤血球、白血球、血小板といった血液成分のもとになる骨髄細胞が含まれています。 これら骨髄の造血機能に何らかの異常をきたすと、生命に関する様々な病気が起こります。

  • 骨髄移植とは・・・
    病に侵された骨髄幹細胞を健康な骨髄幹細胞と入れ替えることにより、正常な造血機能を回復することができます。 これが「骨髄移植」です。実際には、ドナー(骨髄提供者)から採取した骨髄液を、通常の輸血と同じように患者さんに点滴で静脈から注入します。 骨髄移植とは脊髄、骨の移植ではなく、骨髄幹細胞の移植です。

  • HLA型/移植のポイント
    赤血球にABO型があるように、白血球にもHLA型という型があります。骨髄移植では、患者とドナーのHLA型の一致が必要です。 HLA型の一致しない骨髄移植は拒絶反応などの副作用により、成功が得られません。 HLA型適合の確立は兄弟姉妹間で、4分の1、親子間ではまれにしか一致しません。非血縁者では数百~数万分の1となります。

  • 骨髄移植を必要とする病気

    • 白血病
      骨髄幹細胞の異常でガン化した血液細胞が増え、正常な血液が作れなくなる病気。

    • 再生不良性貧血
      骨髄幹細胞の機能が低下し、血液成分がうまく造れなくなり、出血、感染、貧血などの問題となる病気。

    • 先天性免疫不全症
      身体を守る免疫機能が生まれつき低下しているため、感染症にかかりやすくなる病気。

 

Ⅱ.骨髄バンクについて

  • 骨髄バンクの目的と役割
    骨髄移植を必要とする患者さんは、年間2,000人と予想されています。 少子化が進んでいる日本では、家族内に適合するドナーの見つかる患者さんは約2~3割程度といわれています。 したがって、骨髄バックでは広く国民の皆さんからドナー登録者を募り、提供(移植)までを結びつけ、 ひとりでも多くの患者さんを公平に救うことを目的としています。

  • 骨髄バンクのしくみ
    骨髄移植は、ドナー登録者の募集にはじまり、登録(HLA型検査)や患者さんとのデータ検索、 ドナーの方々への詳しい説明や健康診断、実際の骨髄採取と移植を行う医療機関との日程調整など、さまざまな分野、機関の協力によって行われます。 骨髄バンク事業とは、関係機関がそれぞれの役割分担を果たしながら実施される事業の総称です。

  • 骨髄バンク事業は「国(厚生労働省)」の主導のもと「骨髄移植推進財団」、「日本赤十字社」、「都道府県」の協力により、行われている公的事業です。

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